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ワックスで原型づくり

金属で作品を作る方法の一つに『ワックス鋳造』があります。

色つきのロウを削ったり溶かしたりして形を作ったものを業者さんに持って行くと

お好みの金属に仕上げてくれるというもの。

 

メリットは

①無駄に金属を買わなくて済むので初期投資が少ない。

②いろいろなマチエールを利用でき、表現の幅が広がる

やわらかいので腕が太くならない

④金属音が出ないので夜通し出来る

 

デメリットは

①意外と難しい

②道具が必要

③鋳造代金が割高

④納期まで時間がかかる

 

写真の青いワックスがスタンダード。そこそこ使いやすい。

 

緑は固めで削った後の磨きでツヤピカになるが粘りが少ない。

紫は粘りがあって割れにくいけれどサクサクした彫には向かない

 

ゴールドという黄土色のがこの二つをクリアして使いやすいようなのだけれど

箱売りで単品売りしてなかったので使っていません。使いたーい。

 

ピンクはパラフィンロウでやわらかく、押せば凹むしクニクニ曲がる。

もちろん爪痕なんてすぐ付いちゃう。

カッターで切れるし、樹脂粘土おゆまるみたいに温めれば厚みも伸ばせて自由自在。

 

私は最近は割れにくいので紫を試しています。

質感は緑が好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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